チャイム、どうしてそんなに吠えるの・・・?

わんちゃんが吠えるということには、たくさんの理由があります。
その時の場面や、対象物などによっても理由は異なってくるのです。

一般家庭で飼われているわんちゃんは、吠えることを仕事にしなければいけない場面は、もちろん少ないと思うので、飼い主様の負担や、周りの方への配慮なども考えて、無駄に吠えしまう子は、制御する必要がでてくるでしょう。

その中でも最も多く、飼い主様を悩ませているのが、チャイムに対しての吠えです。

もし、

“うちの子もいつの日からか、チャイムに吠えるよになった・・・”

と感じた方は、昔にさかのぼって吠えるようになった原因を一緒に思い出してみましょう。

▼こんなことをしていませんか?

① チャイムが鳴ったとき、“誰かきたかなぁ~”などと言って
わんちゃんに、人が来たことを大げさに表現したりしませんでしたか?
② もともと音に対して敏感で、チャイムに吠えたとき、
“お客さんでしょ~、大丈夫だから~大丈夫~”などと言って、
抱き上げて、そのまま一緒に玄関まで出迎えに行くなどしていませんか?
③ チャイムに吠えるたびに、“しずかに~”“もう~うるさいよ~、吠えないの~”
何度も何度もその場しのぎのように、話しかけるような怒り方をしていませんか?
④ 最初は、ゲージに入れていたけど・・・
“狭くてかわいそう!”と今では、ほぼ一日おうちでフリーにしていませんか?

これらのことは、下記のように結び付けられることが予想されるでしょう。

① 人は好きだけど、来客があることを飼い主より先に知らせようと、
“ママに教えてあげなくちゃ!”という気持ちが強くなって、吠えが悪化していまいます。
② 音に対して敏感な子は、警戒心も強いので、テリトリー内(玄関から中)への侵入を拒もうと、目の前から対象者がいなくなるまで吠え続けてしまします。
飼い主様と玄関まで行ってしまうと、最終的にその場で帰ってしまう宅配業者などには、
わんちゃんは、“自分が追い払った!”と勘違いしてしまいます。
③ ≪チャイム=来客≫ を結び付けて吠えを覚えてしまった子は、
音が鳴ると、反射的に吠えるようになってしまいますが、それと同時に
飼い主さん自身も、知らず知らずのうちに犬の声に反射的に反応して、
”しずかに~”などの声をかけてしまいがちです。
しかし中途半端な声掛けはかえって逆効果で、むしろわんちゃんは、
”もっと吠えなさい”と言われていると思い込み、
結果的にその声掛けが、吠えを促していることにつながってしまっているのです。

④ ゲージから、広いお部屋にフリーにする時間が長くなるということは、その子のテリトリーの範囲も広くなるということに繋がってしまいがちです。
テリトリーが広くなると、自分の家族の中での、上下関係(順位制)がくずれてしまい、
”飼い主は、自分が守らなくては!“という気持ちが強くなってしまうことがあるのです。
この状況は、結果として吠えだけでなく、 様々な問題行動を起こす弾きがねになりかねません。